売りたくても売れない不動産が増えている理由

インターネット上には、売りたい人と買いたい人の思惑が一致したとき、取引をするオークションという方法があります。
なかなか手に入らないプレミア物が出ているのを見つけて入札する人が現れる場合と、市販の値段よりも安く出品することで、できるだけ安く買いたい人が落札してくれる場合とがあります。
近年、一戸建て住宅を売りに出しても、なかなか買い手が見つからない状況です。
高齢化によって住む人がいなくなったという理由で空き家になった場合、相続した子供世代が売りに出したところ、買い手が一向に見つからず、大いに弱っていると言われます。
東日本大震災での津波の被害があまりにもすさまじかったことから、海岸に近い一軒家は全くと言っていいほど売れなくなっています。
非常に広い土地で、家も大きな立派な物件も多数あるのですが、海に近いという理由だけで買い手が付かないのです。
古い家に価値はなくても、広い土地にはそれなりの不動産価値があるはずです。
0円で買えるならお得という気がしないでもありませんが、津波が押し寄せればすべてなくなってしまうと考えると、やはり価値のない不動産という考え方になるのでしょう。

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